縁日などでよく見掛けられる笛のおもちゃ「ぴろぴろ笛」は、別名「拭き戻し」「ピーヒャラ笛」とも呼ばれ昔から親しまれてきました。
その笛は最近になりダイエット、リハビリ、呼吸訓練などの効果で再認識されています。
このアプリを使い、毎日のトレーニングにご活用ください。
「ピロピロ・チャレンジ」で口腔機能訓練
口腔が担っている機能は、食べ物を噛む“そしゃく運動”だけではありません。
食べ物を口元に保持したり、正しい呼吸をしたりする際にも、口腔周囲組織は重要な役割を果たしています。
そうした機能は、単にものを噛んでいるだけでは鍛えられず、口腔周囲の筋肉を効率良く動かす必要があります。
そこでおすすめしたいのが「ピロピロ・チャレンジ」という口腔機能訓練アプリです。
ピロピロ笛とは
駄菓子屋や縁日などでよく見かける笛のおもちゃ「ぴろぴろ笛」は別名「拭き戻し」「ピーヒャラ笛」とか呼ばれています。
Wikipediaで調べてみますと「蛇笛」「巻き笛」とも呼ばれ、日本独自な笛かと思いきや海外にもあるそうです。
英語ではblowouts、party hornという名前だそうですが、直訳すると「爆裂パーティ笛」となり、なかなか穏やかではない感じです。
100円ショップやダイソーでも購入できますが、有名なところではPROIDEAのプロイデア 腹式呼吸エクサ ロングピロピロ ストロング、ルピナスの長息生活(トレーニング用吹き)、吹き戻しの里の超ロング 吹き戻しなどが有名です。
なぜ伸びた部分が元に戻るのか子供のころから不思議でした。
思い切って分解してみて、その謎は解けました。
細いクルクル巻きの針金が入っていました。なるほど、これが元に戻る力になっていたんですね。
ピロピロ・チャレンジとは?
「ピロピロ・チャレンジ」とは、呼吸訓練、口腔機能訓練を手軽に行えるAndroid無料アプリです。
「ぴろぴろ笛」がモチーフとなっていることから、このような名前が付けられています。
呼吸訓練・口腔機能訓練になぜ「ぴろぴろ笛」?と不思議に思う方も多いかもしれませんね。
ただ、最近はこの笛がダイエットやリハビリなどに効果があることがわかり、介護の現場でも活用されるようになってきているのです。
野呂佳代さんがエクササイズに使ったことでも有名です。
「痩せた」「ほうれい線が消えた」などの体験談もネットでは見ることもできます。
腹式呼吸を使うため見た目以上に実際に使ってみるとハードです。
健康や美容に良いというのもうなずけます。
ピロピロ・チャレンジの使い方
ピロピロ・チャレンジは、スマホさえあれば、いつでも好きな時に呼吸訓練・口腔機能訓練が行えます。
ダウンロードしたアプリケーションを立ち上げ、スタートボタンを押すだけです。
挑戦できるレベルは、3段階に分かれています。
レベル1が最も簡単で、レベル3が最高難易度となっています。
自分に合ったレベルを選択してトレーニングしましょう。
スマホのマイクに息を吹きかける
当然ですが、ピロピロ・チャレンジでは実際のぴろぴろ笛を容易する必要はありません。
スマホのマイクに向かって息を吹きかけるだけで、呼吸訓練・口腔機能訓練を行うことができます。
笛の長さを最大にして、5秒間吹き続けてください。
5秒の休憩をはさんで、5回繰り返したら終了です。
トレーニング中にめまいなどが生じた際には、速やかに使用を中止してください。
頑張り過ぎて健康を害してしまったら元も子もありません。
簡単にできるオーラルフレイル予防
ご高齢の方は、口腔周囲の筋肉を使う頻度が低下します。
その傾向が強まると「オーラルフレイル」と呼ばれる虚弱状態を引き起こし、食べる、しゃべる、呼吸するといった生きる上で重要な営みが阻害されていってしまうのです。
「ピロピロ・チャレンジ」を活用すれば、そうしたオーラルフレイルを手軽に予防することも可能です。
アプリは無料となっていますので、まずは気軽にダウンロードしてみてください。
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