集めた乳歯の合計は60本。しかもすべて虫歯なしの完全(コンプリート)。
今回はそんなお母さんの手記を公開!!
乳歯60本を集めた母の手記
先日、次男の最後の乳歯が抜けました。
乳歯が抜けて大人の歯が生えてくることは、ママにとっても子供自身にとっても一大イベント!
これで20本すべての乳歯が永久歯に生え変わったということで、ママとして感無量です。
ところで、皆さんは子供の抜けた乳歯、その後どうしていますか?
「子供の歯を記念として残しておきたい!」という人も意外と多いのではないでしょうか?
うちには、3人の子供がいますが、子供たちの抜けた乳歯は、すべて乳歯ケースに入れて大切に保管しています。
出産したときにへその緒を取っておくと同じような気持ちで、子供たちが成長した証として乳歯を取っておきたかったからです。
今回は、子供たちそれぞれの乳歯エピソードと乳歯ケースについてお話しいたしますね。
<長女のケース>「抜くのが怖い!」初めてのグラグラは不安だらけ
一番上の長女の乳歯が初めて抜けたのは6歳くらいでした。
幼稚園の友達の多くは、すでに1本、2本、3本と乳歯が抜け始めているのに、「なんで私だけ・・・?」と焦っていた娘。
なので、初めて乳歯がグラグラしたときは、「やっとみんなと同じになれた」と嬉しがっていました。
最初にグラグラしてから、2週間後くらいにものすごく動くようになりました。
今にも抜けそうなくらいグラグラしてきたにも関わらず、私が娘の歯を触って確認しようとすると必死に拒み始めました。
やっとみんなと同じように乳歯が抜けると喜んでいたのに、いざ抜くとなったら「痛いのは嫌だ」という気持ちの方が大きくなってしまったみたいです。(もともと怖がりの性格なので・・・)
子供の歯から大人の歯に生え変わることは、ママにとって子供の成長を実感できる喜ばしいことですが、子供からしたら、自分の体の一部が突然失われてしまうというのは、とても不安で恐怖なわけです。
しかも、グラグラだけでなく、出血も出てきますから、怖いに決まっていますよね。
ということで、娘には、「今の歯が抜けて新しい歯が生えてくるというのは、素晴らしいことなんだよ」と、時間をかけて話してから、乳歯を抜いたという思い出があります。
乳歯を抜く直前は、とても怖がってたけど、抜いた後はケロリとした顔に。娘にその当時の気持ちを聞いてみたところ、「怖かったけど、嬉しかった」と言っていました。
<長男のケース>乳歯が抜けてないのに永久歯が生えてきた!
長男は、5歳くらいで下の前歯がグラグラ状態に。
口の中を覗いてみたら、なんと乳歯の後ろから永久歯がすでに生えているではないですか!!!
「乳歯が抜けてないのに永久歯が生えてきている!」いったいどうしたらいいのか!?
しかも、乳歯の裏から生えてきている永久歯はのぞいてみるたびにグングンと大きく成長しているような気がします。
「このままだと歯並びが悪くなるのでは?」という心配があったので、歯科クリニックに息子を連れていくことに。
先生が言うには、乳歯が残っている状態で、永久歯が生えてくるケースは珍しくないとのことです。
基本的は、永久歯が重なって生えてきたとしても、乳歯がグラグラしているなら、そのうち抜けるのでそのまま放置していても問題ないそうです。
ただし、グラグラした乳歯が指で押しても一向に抜けそうもない場合は、注意が必要らしいですね。
ぐらついても抜けないのは、歯の根っこの一部が残っているためと考えられるとのこと。
無理に引っ張って抜いてしまうと、乳歯が途中で折れてしまうという恐れもあります。
とはいっても、すでに乳歯の後ろから永久歯が出始めてしまったら、乳歯が変な方向に生えてしまう(歯並びが悪くなる)恐れもあるので、これまた注意せねばなりませんよね。
そのまま2週間ほど放置しておいたわけですが、グラグラしている乳歯はなかなかしぶとくて、指で揺らしても抜けそうもありません。
うちの息子の場合は、永久歯がすでに大きく成長しつつあるので、歯医者さんから抜歯してもらうことにしました。
歯並びが悪くなる前に乳歯を抜いてもらったので、私も息子もちょっと一安心しました。
<次男のケース>一気に抜け落ちる乳歯に戸惑ってしまった!
そして、次男と乳歯の思い出ですが、これがまた二人のケースとは違う思い出があります。
とにかく、驚いたのが、乳歯が抜けるペースが早かったということでした。
上の娘や長男の場合、グラグラしてから1~2か月くらいかけて抜け落ちるという感じで、次の乳歯が抜けるまでにだいぶ間隔があいていた記憶があります。
でも、次男の場合は、上下の前歯のグラグラが短期間のうちに続き、一気に抜けてしまうという現象に。
こんなにも一気に抜けてしまうのは大丈夫なのか?と心配になって歯科クリニックに相談に行ったことがありました。
先生いわく、自然に抜け落ちる乳歯なら、なんの問題ないとのことでした。
乳歯が抜けてから3ヶ月もすれば、永久歯が生えてくるからです。
しかし、物にぶつかったり、虫歯が悪くなって早めに抜くことになった乳歯の場合、次の永久歯が生えるまでに半年以上かかってしまうこともあるそうです。
うちの次男の場合は、これらに当てはまらないので、ひとまず安心しました。
乳歯完全収集の最大の危機
乳歯の完全収集目前で思わぬトラブルが発生しました!!
ちょっと油断していた私も悪いんですが、おばあちゃんが抜けた乳歯を投げてしまったんです。
日本では昔から、抜けた上の乳歯は縁の下、抜けた下の乳歯は屋根に投げるという習慣があることは解っていました。
おばあちゃんも悪気がなく、「歯がちゃんと生えますように」との願いを込めて・・・
抜けた右上の前から4番目の乳歯を縁の下に投げてしまったんです。
夫婦ふたりで、懐中電灯を持ち縁の下をくまなく探して、やっと!やっと!見つけることが出来ました。
見つかった瞬間、うれしさよりもホッとした安心感で、ふたりでへたり込んでしまったのを覚えています。
もしこれが抜けたのが下の歯で、上に投げた乳歯が草むらの中にでも落ちたとしたら、想像しただけでもゾッとします。
子供たちの抜けた乳歯、その後どうする?
子供たち3人ともそれぞれに乳歯が抜けたときのエピソードがあり、それがすべて思い出となっています。
実は乳歯って、ママのお腹の中にいた時から、すでに乳歯の種となる「歯胚」というものがあって、赤ちゃんの成長とともに歯胚から乳歯へと成長していくらしいですね。
妊娠中から赤ちゃんの乳歯の元ができており、その乳歯が抜けるということは、何だか感慨深いですよね。
そこで考えてしまうのが、「抜けた乳歯、どうしたらいいだろう?」ということです。
どんどん抜けていく乳歯たち。昔からの風習通り、屋根の上に投げたり、床下に投げたりするという方法もあるけど、成長の証である乳歯をそのまま投げてしまうのは寂しい気かしました。
そこで、子供たちの成長の証を手元に残しておきたいから、乳歯ケースに入れて保存することにしました。
お気に入りの乳歯ケースに入れて保存しておくことに
乳歯ケースは、抜けた乳歯を取っておくためのケース。
雑貨屋さんやネットショップなどで販売されていますが、その種類やバリエーションは豊富でどれを選んだらいいか迷ってしまうほどです。
デザインも豊富で、歯の形をしたもの、アルバムタイプのものなどありますし、素材もプラスティック製や桐箱でできたものなどいろいろです。
また、抜けた歯の種類がパッと見てわかるように、歯の種類ごとに入れる場所があって抜けた日付が書けるタイプのものがあります。
私が選んだものは、通気性がよくて衛生面でも安心な桐の素材のもの。
記録する中蓋の透明シートが可愛らしいシンプルなデザインです。
桐の触り心地がとてもなめらかさ、手作りならではの温もりを感じられるところが、気に入っています。
「どこの歯がいつ抜けたか」という記録が付けられるように中蓋に工夫がされていますし、ネーム入りなので兄弟での管理がしやすいところもいいですね。
長女のときに初めてこちらの乳歯ケースを購入したのですが、こんなに可愛らしいケースに自分の抜けた歯が入るということで、グラグラの恐怖がなくなり、歯が抜けるのが楽しみになったようです。
それに「きれいな歯をケースに入れたい」という思いから、虫歯にならないように今まで以上に歯磨きを頑張るようになったのには、驚きでしたね。
子供も乳歯が抜けるのが楽しみになりますし、私も子供の成長を楽しみながら見守っていけたので、こちらの乳歯ケースは購入して良かったと今でも思っています。
乳歯ケース・アプリ「乳歯おもいで箱」
時代はデジタルへ!
今では、乳歯ケースだけではなくスマホのアプリで保存も可能な時代になりました。
その場で写真で保存すれば、失くすこともなく安心です。
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